アメリカ駐在、赴任のメリット・デメリット

New York

アメリカに駐在して早2年と4ヶ月が経ったが、現時点で感じるアメリカ駐在のメリットとデメリットをまとめたいと思います。

最初に伝えておくと、圧倒的にメリットのほうが多く、出来る限り多くの人に経験・挑戦して欲しいと思う。今後アメリカ駐在を考える人やアメリカ駐在が決まった人の参考になれば幸いです。

もちろんメリット・デメリットは各人の環境によって変わりうるので、下記に僕たち家族の環境を書いておきます。

【現状】
現時点(2019年5月)時点で渡米から2年。
日系メーカーのアメリカ販売会社でマーケティング職。
アメリカ東海岸のニュージャージー在住。
日本人のほとんどいない地域に住んでいる。
他の駐在家族よりも現地人や永住組との交流の方が多い。

【家族構成】
僕(30代)
妻(30代)
長女12歳(渡米時は10歳)
次女10歳(渡米時は8歳)
長男6歳(渡米時は4歳)

メリット

・異国でのビジネス経験

これが一番大きなメリットだと思う。

日本という国を離れて、他国の中で違う文化を持つ人たちと対峙してビジネスを進めるのは、日々勉強になり、ビジネスパーソンとして大きな成長を感じる。

また、異国に来て、外国人として見られる経験をし、日本を客観視できる経験というのは何物にも変えがたい。

・ポジティブな人が多く職場が明るい

とにかくアメリカにはポジティブで明るい性格の人が多い。

オフィスでも日々冗談を言い合って、明るい雰囲気でとにかく会社が楽しい。

・休みが取りやすい

アメリカは法定休日の日数は日本よりも少ないが、休みは取りやすい。

上司に「この週にバケーションで休みを取りたい」と伝えた場合も、急な用事で休みを取る必要がある場合も「Sure thing!」で終わる。

休む理由は特に聞かれない。

・米国内、欧州に旅行しやすい

これは東海岸の例ではあるが、欧州までの距離が短い。

ロンドンやパリだと7時間くらいで行けるので、ニューヨークからカリフォルニアに行くのと同じくらいの時間で行けるのはとても良い。

僕も昨年、マイルを貯めて、フライト無料、特典航空券で家族でUK、フランス、オランダに旅行した(距離が短いので必要マイル数も少ない)

クレジットカードの特典も日本よりも充実しており、マイルも貯めやすい。

クレジットカードについては、へらじかさんのブログが参考になる。

また、米国内でも高速道路が張り巡らされているので、車で色んなところに行きやすい。

ニュージャージーからだと、ボストン、ワシントンDC、フロリダなど。

カリフォルニアからだと、ラスベガス、グランドキャニオンなど。

・良い教育環境

これは個人の考え方にもよるが、個人的にはアメリカの教育環境は素晴らしいと思う。とにかく生徒を褒めて伸ばし、記憶力だけでない、思考力を高める教育をしている。

一方、日本語力を維持しながら英語力を同時に高めて現地校で勉強に付いて行くのはかなり大変で子どもたちと努力と親のサポートは必要。

また、良い教育環境は、住宅価格と比例する。お金を出して良い地域に住めば良い教育を受けられるし、出せなければあまり良い教育を提供する学校に行けない現実もある。

・良い住環境

日本の家とは比べものにならないくらいの広い家、安全で静かな環境。庭にはリスや小動物がいてという環境を経験すると、日本の家に戻れるか不安にもなる。

家賃は非常に高く、ニュージャージーだと一軒家で$3,000 (約33万円)、サンフランシスコだと、$4,000 (約44万円)が相場で、家賃補助なしで生活は厳しい。中西部や南部だと家賃は下がる。

(現地採用で働いている方を本気で尊敬する)

・ビールの種類が豊富

アメリカにはマイクロブリュワリーが多く、各地で色んな種類のビールが手に入る。特にIPA (India Pale Ale)の種類は非常に豊富で、また日本で買うよりも安い。アメリカに来てIPAにハマったという話はよく聞く。ビール好きにとっては天国。

デメリット

・駐在期間が会社次第

ビザの関係もあるので、現地採用になったり、永住権を取得しない限りは、滞在可能年数に制限がある。また、ビジネス状況によって、駐在期間が左右されるため、駐在期間を読みにくいのは事実。

それにより、自分自身や配偶者のキャリア、子どもの教育をどう考えるかが大変ではある。

・お金が貯まらない

アメリカはとにかく物価が高い。また学齢期の子どもがいると、補習校(年間$6,000 = 約66万円)に通って日本語の維持が必要だったり、英語の塾など、英語力の向上にもお金が掛かり、日本にいたときよりも圧倒的に出費が大きい。

特に1年目は、車や家具の購入など、生活のセットアップにとてもお金がかかり、アメリカに来てからは全く貯金できておらず、日本にいたときの貯金を切り崩している。(もちろん家族構成、会社の補助、生活習慣による)

ただ、親子ともにお金では換算できない経験ができているため、これは大きなデメリットではない。

なお、もしお金を貯めることだけが目的であれば、東南アジアへの駐在のほうが良いです。

・なぜか体重が増える

アメリカにいても普段は家で日本食を食べているけれど、基本が車社会できっかけを作らないと歩いたり、運動したりすることがないため、どうしても体重が増える。僕もアメリカに来てから5キロ体重が増えた。

健康に気を使っている人は大抵、朝夕にジョギングをしたり、ジムに通ったりしている。

以上、アメリカ駐在を考えている人、アメリカ駐在が決まった人の参考になれば幸いです。

アメリカ駐在までのキャリアはこちらに書きました。

アメリカ人との仕事のコツについては、こちらをどうぞ。

Yoshi @yoshi_kotch でした。

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