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この現代でも車、電気、電子機器を最小限しか使わずに生活している人たちです。
アメリカのペンシルバニア州にあるランカスターにはアーミッシュのコミュニティがあります。
車が無くてどう生活しているのかって?
馬車、(足で蹴るタイプの)スクーター、自転車、徒歩です。


携帯電話はないけど、各家庭の家の外に電話ボックスがあります。
PCは使わないけど、非アーミッシュにウェブサイト運営してもらっている人たちもいます。
車はないけど、非アーミッシュに車に乗せてもらうのはOK。
地域に溶け込み生活しています。

アーミッシュには、各地域に少人数のアーミッシュの子どもたちだけの学校があります。
他の非アーミッシュの子どもたちの学校には行きません。

使う言語は、ペンシルバニア・ダッチ(Pennsylvania Dutch)、ドイツ語、英語の三カ国語。
学校は小学8年生まで。その後は家の仕事を手伝います。

結婚も早く、子沢山。アーミッシュはアーミッシュとしか結婚できない。家族、親戚の繋がりは強い。
成人になる前に、子どもたちはアーミッシュを続けるのか、辞めるかの判断を委ねられます。
外の世界に憧れて離れる人もいますが、90%がアーミッシュに残るそうです。
なお、誤解されることもありますが、アーミッシュは文化ではなく宗教です。
アーミッシュ – Wikipediaja.wikipedia.org
以下、Wikipediaから引用:
発祥
アーミッシュとメノナイトはルーテル派(ルター派)とツヴィングリ派の新教再組織から分かれてスイスのチューリッヒで生まれた一派で、のちにドイツに移住した。キリスト教と共同体に忠実である厳格な規則のある派で、創始者のメノ・シモンズの名前をとってメノナイトといわれ、メノナイトの一員ヤコブ・アマン(英語版)は教会の純粋さを保つためにほかのグループから離れて暮らすいっそう保守的な派を作った。彼の名前からこの派の人たちのことをアーミッシュという。ライフスタイルは少し違うが、メノナイトもアーミッシュも基本的信条は同じで、ひとくくりにアーミッシュと呼ばれている。
生活
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
アーミッシュは移民当時の生活様式を守るため電気を使用せず、現代の一般的な通信機器(電話など)も家庭内にはない。原則として現代の技術による機器を生活に導入することを拒み、近代以前と同様の生活様式を基本に農耕や牧畜を行い、自給自足の生活を営んでいる。自分たちの信仰生活に反すると判断した新しい技術・製品・考え方は拒否するのである。一部では観光客向け商品の販売などが行われている(アーミッシュの周辺に住む一般人が、アーミッシュのキルトや蜂蜜などを販売したり、アーミッシュのバギーを用いて観光客を有料で乗せたりする例もある)。
アーミッシュの北米最大のコミュニティがあるランカスターは今回3回目です。
自然な生活がそのまま残っていて気持ちが安らぎます。
田舎道を車で走っていたら、馬車が走ってたり、道端で会うアーミッシュの子たちが満面の笑顔で手を振ってくれたり、馬、ヤギ、鶏、そして今回はアルパカがいたり。
道端にアルパカがいるなんて最高すぎます。

Hayloft Ice Cream
ランカスターの近くまで来たら、是非このソフトクリーム屋さんに寄ってみてください。このバニラに使ってるミルクの濃厚さ、コク、ほんと最高すぎて、これだけのために車で3時間掛けて運転してくる価値があります。
このお店は元々はアーミッシュのキャンドルショップの一角でソフトクリームを販売していたのが、ソフトクリームで独立したお店です。
このお店の斜め前でアーミッシュの方が野菜を売っていることもありますので、出店していたら、是非行ってみてください。
ここに限りませんが、アーミッシュの方の作る料理は素材の良さ、手作り感が感じられとても美味しいです。
Hayloft Ice Cream
95 S Groffdale Rd, Leola, PA 17540
(717) 556-8236
https://goo.gl/maps/6GBtgKocq2K2

アーミッシュは写真を撮られるのが基本はNGらしく、記録として残っている写真が非常に少ないです。アーミッシュ関連の本は結構読んでいますが、この本が写真も豊富で内容もよくまとまっています。

また、アーミッシュはいくつかの映画にも登場しているそうです。
刑事ジョン・ブック/目撃者 (Primeビデオ)はハリソン・フォード主演。
ヴィレッジ(Primeビデオ)はホアキン・フェニックス主演、M.ナイト・シャマラン監督です。
Hertzog Homestead Bed & Breakfast
3回の訪問のうち2回はHertzog Homestead Bed & Breakfast に宿泊しました。
素敵な部屋に加えて、オーナーのKristenのホスピタリティが最高です。
更には、庭で育てている鶏の卵を作ってアーミッシュの人が作るキッシュ、パイ、マフィンが朝食。
好きな時間に起きて、好きな時間に朝食を食べて欲しいという気持ちから、チェックイン時点で事前に朝食が用意されています。





このB&Bの近くは最高の散歩コースで、辺り一面にトウモロコシ畑が広がっていて、気持ち良すぎます。

Hertzog Homestead Bed & Breakfast
470 W Metzler Rd, Ephrata, PA 17522
なお、もう一回での訪問では電車の寝台車に泊まれるホテル The Red Caboose Motelに滞在しましたが、それはそれでユニークな経験ではあったものの、2度目の滞在はなさそうです。
312 Paradise Ln, Ronks, PA 17572
The Amish Village
199 Hartman Bridge Rd, Ronks, PA 17572
https://goo.gl/maps/iswC78sv7V52
アーミッシュの生活が分かる屋内ツアーがあったり、馬やヤギに餌をあげられたり、学校の校舎が見学できます。


AAA Buggy Rides
3529 Old Philadelphia Pike, Intercourse, PA 17534
https://goo.gl/maps/idvVmZjZwdH2
馬車に乗ってアーミッシュの村を回れます。

このBuggy Rideの受付があるKitchen Kettle Villageもチーズやサラミのお店やアーミッシュのジャムが買えるお店がありおすすめです。
以上、日本にいると、なかなか見ることや知ることのないアーミッシュについて、まとめました。
オハイオなどにもアーミッシュの小さなコミュニティはあるようですが、ペンシルバニアほど厳格では無いようです。アーミッシュの厳格な生活を垣間見たいのであれば断然ペンシルバニアのランカスターがオススメです。
ニューヨークやワシントンDCからツアーも出ていますので、通常の観光に加えてユニークな旅をしたい方は是非行ってみてくださいね。
ニューヨーク発アーミッシュ村 (フィラデルフィア/アーミッシュ村観光) | ニューヨークの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
JTB USA | ワシントン発着 ランカスター1日観光(アーミッシュ村を訪ねて) | ルックアメリカンツアー – JTB USA Looktour.net
Yoshi @yoshi_kotch