先日、こちらのドメイン https://yoshikoike.com/ にドメインを移して1週間程度経った時に、誤って過去の記事を全て消してしまいました。
詳細の説明は省きますが、他のドメインのウェブサイトを立ち上げようとした際に、データベースの作成の設定を誤って、https://yoshikoike.com/ で使用していたデータベースと新しいドメインのウェブサイトのデータベースの設定が入れ替わってしまい、それに動じて色々な設定を消去してしまったため。
サーバでデータベースのバックアップを取っていれば良かったのですが、それもしておらず、全記事が無くなってしまうという自体になりました。
そこから試行錯誤で過去記事の気に入っていた記事の書き直しを行いましたが、そのときに有効だったのは、
ウェブサイトのキャッシュを確認する!
です。
2つの手法を共有します。
Table of Contents
WayBack Machineというウェブサイトには世界中の3600億以上のウェブページが保存されています。記事へのアクセスが多かった場合にはここにウェブページが保存されている場合があります。
英語のウェブサイトですが、検索方法は非常に簡単です。
① ボックスにウェブサイトのURLを入力して検索します。
② 該当URL下にあるアーカイブを全て検索
“Want to search for all archived pages under xxx”のURLをクリック
③ 該当記事を選択する。
作って1週間程度の比較的新しいウェブサイトなのでほとんどアーカイブされた記事がありませんでしたが、長く継続しているウェブサイトだったら、もっと数も多いと思います。
④ アーカイブされた日をクリックする。
⑤ 記事が表示されます。
このページから繋がっているリンクをクリックすると、該当URLのアーカイブのページに飛べますので、全ページを順番に見ていけます。
この出てきた記事をWordpressなどで新規記事に貼れば、容易に過去記事を復活できます。
上記のウェブアーカイブに入っていない場合には、Googleでキャッシュされているページから確認可能です。
こちらの方法では個別のページ毎に確認していく必要があります。
方法① 記事のキーワードとウェブサイト名で検索
“site:”を付けて検索すると、そのURL内だけでの検索結果になります。
(”site:”の後にはスペースは不要です)
下記画像は、”キャリア棚卸し”と検索したときの例です。
検索結果が複数表示される。
“▼” をクリックすると現れる”Cached”をクリック
Googleのキャッシュに残っているページが表示されます。
このページ上にあるリンクは全て、元のページにあった通りのリンクとなっていますので、該当ページが存在しない場合はそのまま「ページが存在しません」と表示されます。
方法② ウェブサイトの直接URLで検索
“cache:”を付けてURLを検索すると、直接そのページのキャッシュに飛ぶことができます。
例えば、”https://yoshikoike.com/career-book/”のキャッシュを検索したい場合、
“cache:https://yoshikoike.com/career-book/”と入力します。
(こちらも”cache:”の後にはスペースは不要)
検索すると、すぐにページが表示されます。
このページの文章をWordpressなどの新規作成に貼れば、後は画像や文字のレイアウトを調整するだけで、過去記事を復活できます。
以上、万が一ウェブサイトのデータを全て消してしまった際の対処法を2つ書きました。
今回の失敗から学び、今はロリポップのレンタルサーバーでバックアッププランに加入しています。
レンタルサーバーが、ライトプラン(月250円)、スタンダードプラン(高速、月500円)と安いのに加えて、
バックアッププランが月300円とお得です。
このように、サーバ会社などでバックアップを取っておくのが理想的ですが、今回の記事が、仮にバックアップデータが無く、全ての記事を書き直さなければならない場合の参考になれば幸いです。
Yoshi @yoshi_kotch でした。